上腹部の痛みについて😣
2026.01.15
上腹部痛があるときに考えられる病気
みぞおち周辺に感じる上腹部痛は、日常的な不調から治療が必要な病気まで、原因が幅広い症状です。
「一時的なもの」と様子を見ているうちに、症状が長引いたり悪化したりすることもあります。
上腹部痛の主な鑑別
上腹部痛の原因は、大きく次のように分けられます。
① 胃・十二指腸の病気
-
急性・慢性胃炎
-
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
-
ピロリ菌関連疾患
-
胃がん(早期を含む)
👉 空腹時や食後に痛む、キリキリ・ズキズキする痛みが特徴です。
② 食道の病気
-
逆流性食道炎
-
食道炎
👉 胸やけ、酸っぱいものが上がる感じを伴うことがあります。
③ 胆のう・胆道の病気
-
胆石症
-
胆のう炎
👉 右上腹部の痛み、脂っこい食事の後に悪化しやすい傾向があります。
④ 膵臓の病気
-
急性・慢性膵炎
-
膵腫瘍
👉 背中に抜けるような強い痛みを伴うことがあり、注意が必要です。
⑤ 機能的な原因
-
機能性ディスペプシア
(検査で明らかな異常が見つからないが症状が続く状態)
👉 ストレスや自律神経の影響で症状が出ることがあります。
こんな症状があれば早めの受診を
-
上腹部痛が繰り返す・2週間以上続く
-
食欲不振・体重減少
-
黒い便や吐き気・嘔吐
-
痛み止めや市販薬で改善しない
これらは、内視鏡検査が必要なサインの可能性があります。
上部消化管内視鏡検査で分かること
胃カメラ(上部消化管内視鏡)では、
胃炎や潰瘍、ピロリ菌感染、早期のがんなどを直接確認できます。
原因をはっきりさせることで、
-
不安を解消できる
-
適切な治療につながる
-
不要な薬を減らせる
といったメリットがあります。
我慢せず、原因確認を
上腹部痛は「よくある症状」だからこそ、見逃してはいけない病気が隠れていることもあります。
気になる痛みが続く場合は、早めに内視鏡検査を含めた評価をおすすめします。
「検査が不安」「どの検査が必要かわからない」
そんな時も、お気軽にご相談ください。症状に合わせて、最適な検査をご提案します。

